取引する際のコストはかかる?
FX取引で利益が出たとしても､その利益が全て自分のものになるわけではありません｡
FX会社に支払う手数料やスプレッド、そして税金がかかります｡
まず手数料ですが､会社によっても違いますが､大体が1ドルの片道で0.02円～0.4円といったところです｡
1万ドルを売ったら､おおむね200円から2,000円程度になります｡
最近では手数料を無料にしている会社も増えてきています｡
次に、スプレッドですが､これは為替相場と実際に取引をする際の価格との差です｡
例えば、ドル円(USD/JPY)で売値115.05ｰ買値115.08と表示されていれば､売る場合に0.5円､買う場合に0.8円のスプレッドがかかっています｡
このスプレッドも会社によって差があり､手数料とスプレッドの合計額が取引の際のコストとなります｡
手数料が安くてもスプレッドが高い､若しくはその逆という場合も考えられますので､この辺は業者を選ぶときはチェックしておきましょう｡
そして税金です｡
FXによって得たキャピタルゲインやインカムゲインは課税の対象です｡
雑所得という扱いになっているので､総計が20万円を超えた場合には確定申告の必要があります｡
さらに､被扶養者の主婦がFXで50万円以上の利益を出すと､扶養からはずれてしまいます｡
ですから､できるだけ必要経費項目､例えばパソコン購入費、インターネット接続料､関連書籍購入費などを増やして､無駄な税金を払わないように努めましょう｡
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